保育理念

施設長のことば

私たち大人の役目は、子どもにより良い環境を用意し、
子どもが自ら育とうとする力を知り、その発達に必要な手助けをすること

昨今、乳幼児の教育の重要性が取り上げられるようになってきました。
教育と聞くと学力的な面を思い浮かべてしまいますが、乳幼児期に育むべき最も大切なことは、豊かな人間性であると私たちは考えています。
乳幼児期に、何事もやってみようとするチャレンジ精神や失敗して悔しいと思う気持ち、他者を思いやる優しさや嬉しいこと、悲しいことを共感できる心を育むことは、数十年続く人生の基盤となり、その節目節目で自分を助けてくれる力になります。
私たちは、子どもが自ら成長する力を信じ、一人ひとりの子どもが持つ素晴らしい力を引き出し、成長するお手伝いをしたいと思っています。
しかし、園だけでは子どもが持つ素晴らしい力を最大限に引き出すには不十分です。
ご家庭と園が共に子どもの成長のために必要なことを考え、子どものお手伝いをすることで、その力は引き出されていきます。
当園では、生活の中にある様々な経験こそ教育につながると考え、モンテッソーリ教育の理念に基づき保育を行っております。

施設長のことば

保育理念

“豊かな人間性を備えた心身ともに自立した子ども”を育む

近年よく耳にする「自己肯定感」は、乳幼児期の「嬉しい!」「できた!」という感情やたくさんの経験の積み重ねによって培われます。そしてそれは、豊かな人間性を育み、児童期、青年期とつながっていく人間の基盤となります。
また、豊かな人間性を育むことで、自信や好奇心に満ちあふれた子どもの姿が現れ、そうした子どもは、自らやり遂げようとする力を持っています。
当園では、子ども一人ひとりの発達の自由と個性を尊重しながら豊かな人間性を持った、心身ともに自立した子どもを育てます。

保育理念

保育方針

保育方針
豊かな人間性を育み、自分だけでなく他者をも大切にする

当園では、異年齢同士が関わる縦割り保育を実施しています。
縦割り保育の中で、年長のお兄さん、お姉さんが年少の小さいお友達をお世話する姿が見られます。これは、自分たちも年少のときにお世話をしてもらった経験があるからこそ見られる姿です。
このようにして他者を思いやる心はつながっていきます。
また、年少の子どもが、年長のお兄さん、お姉さんの様子をじっと見ていることもあります。これは、「模倣期」といって見て真似をしようとする学びの姿のひとつです。
当園では、保育者だけでなく、子どもが他の子どものお手本になる姿がたくさん見られます。


心身ともに健康に成長する

健康な身体は生活の基本であり、身体が健康でなければ心も育ちません。心も身体も健康であってこそ、本当に自立した子どもに育ちます。
3歳以上の子どもたちは、1年を通じて冷水まさつを行い、皮膚を強くし、丈夫な身体を作ります。
また、お散歩に出かけたり、運動あそびを通じて体力や足腰の筋力を身につけていきます。


豊かな心の成長と知性を養う

当園が目指す保育は、九九ができる、英語が読めるという学力的に長けた子どもを育てることではありません。国語や算数といった教科学習は小学校以上で十分に行われます。
私たちは、小学校以上の学習を受ける際に必要となる人の話を聞く力や物事に取り組む集中力、思考力などを養うことを目指しています。
モンテッソーリ教育を通じて、自主性、自立(自律)性、自尊心、創造性、集中力、思考力、判断力、行動力などを養います。

保育目標

「みんなちがってみんないい」一人ひとりの個性を大切に育む

10人いれば10人の個性があります。
その個性を尊重し、十分に伸ばせるよう、保育教諭は一人ひとりの子どもをよく観て理解し、その子に応じた保育のあり方を考えていきます。
また、その子の個性を最大限に引き出せるようご家庭と連携して保育を進めていきます。


心身ともに健康で、どんなことにも粘り強く取り組んでいく力を育てる

乳幼児期では、規則正しい生活のリズムを身につけることが大切です。
身体が元気に育つことで心の成長にもつながります。
身体も心も健やかな成長をすることで、どんなことにも意欲的に取り組む姿勢が表れ、少しの困難にもめげずに何度でもチャレンジする力がついていきます。


“よくみる、よくきく、よくする、よくかんがえる”子どもを育てる

何に対しても積極的に取り組もうとする子どもは、他人のしていることをよく見ています。
そしていろいろなことに耳を傾け、自分のものにしようとしています。
次は、実際に手や頭を使って挑戦し、何度失敗してもやり遂げようとします。失敗があれば「なぜ?」と頭を使い考えることでその子の知恵となります。
知識は学校での教科学習などで身につけることができますが、知恵は、まさに自分で失敗や成功を経験することで体得することが多いものです。
私たちは、子どもに「知識」ではなく「知恵」の貯金を増やしたいと考えています。そのために色々な経験ができるような環境を提供します。


共に笑い、共に学び、共に育つ

子どもの笑顔を見ると、私たち大人も自然と笑顔になってしまいます。
しかし、時には子育てに悩んだり、立ち止まったりすることもあるでしょう。
大人も完璧な人間ではありません。私たち保育者も日々、子どもたちからたくさんのことを学んでいます。
悩んだり、立ち止まったりしたときは、子どもから学びましょう。そして、子どもと一緒に成長していきましょう。
子どもの笑顔に勝るものはありません。その子どもの笑顔を守ることが我々大人の役割です。
子どもも保護者も保育者も共に育つ“共育”を私たちは目指しています。

保育目標

その他

子育て広場の実施

子育て広場を実施し、親子でのふれあいを通じて普段家庭で体験しにくい、ともだち関係・親子関係の発見交流を行っています。


園庭開放の実施

当園では、地域の子どもたちとその保護者の方に向けて園庭解放を実施しております。
行事などの関係により開放できない日もありますので、お気軽にお問い合わせください。

その他
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